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環境保育の実践 - 「環境保育について」
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 幼児期は五感を働かせ、自然体験と生活体験の両者の積み重ねにより、 人間と環境とのかかわりについての理解と関心を深める大切な時期。
◎子どもは遊びを通して世界を体得する。それには子どもたちが自然の中で環境というものを把握できるような身近な空間が必要。

水や砂、土で遊んだことがある者だけが、その物質がどんな
手触りで、それによって何を成し得るかを経験する。

自然に近い環境で遊ぶということは、運動でもある。
◎走る、バランスを保つ、よじ登るといった基本的な運動を通して、子ども達は平衡、振動、落下、重力といった概念を獲得する。

体力、忍耐力、柔軟性や勇気が鍛えられる。
自らの限界を知ることができる。

遊びを通して、コミュニケーションの練習をしていく。
◎話し合う。仕事を分担する。など

チームスピリットを育む。

子どもの遊び場に求められる条件
◎季節や天候、その自然への影響を直接に心身で体験できる場所
◎子どもが自然と出会い、動物などを観察し、遊びの中で自然との関係性を構築できる場所
◎自然が遊び場を提供し、子どものファンタジーを刺激、促進する場所
◎お互いが自立して、敬意を払うことを学べる場所

実践するにあたり、何より大切なのは・・・
◎人的環境
保育者のみならず全ての人々が『センス・オブ・ワンダー』(自然への感動の心) を持ち合わせることが重要。

平成7年第46回卒園生製作(陶版画) 園舎外壁部に設置
保育を通して子ども達が製作した、命と心、自然環境に関した手作り絵本。



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